刃物は「切れ味・刃持ちのよさ・研ぎやすさ」 熊本の田舎のかじや 【西田刃物工房】 

包丁一つで料理の出来、楽しさが変わります。ナイフ一つで作業の効率、手間が変わります。 刃物に関するご質問、随時承ります。



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「包丁はやっぱり和包丁が1番切れる!」・・・と思われている方はかなりいらっしゃると思います。
確かにステンレスなどに比べれば切れ味・刃持ち・研ぎやすさは比べものにならないほどいいですが、それは
「よい本物の和包丁」を使った場合の話です。
和包丁でも、
機械生産の大量生産品や、鍛冶屋の腕によって悪いものはいいステンレスの包丁以下の物もあります。
このブログでは、いい包丁の選び方や研ぎ方、他にも色々と刃物に関するお役立ち情報を書いておりますので是非ご参考にされてください。


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オールニッポンナイフショーまであと1週間となりました。

ショー用の作品は全て完成しています。

その中でも今回目玉となる、最高級8寸柳刃を紹介しておきます。

カメラで撮ったものと、スマホで撮ったものが混ざっていますがご了承ください。



ニッケルダマスカスから、沸かし付け本鍛造、ハンドル(柄)、鞘に至るまで全て1人で手作りで製作しました。


刃は純ニッケル・極軟鋼・青紙2号を使用し、160層まで折り返し鍛錬したダマスカスに青紙2号を沸かし付け本鍛造しております。

よく市販のダマスカス鋼で使用されている「ニッケル鋼」ではなく、純ニッケルを使用しましたので、輝きが違います。

純ニッケルを鍛接するのは難しく、失敗のリスクも高いですが、手作りにしかできないものを作りたいと思い、気合を入れて製作しました。



ハンドルは高級木材アイアンウッドバールを使用。


1本を途中でカットし、間に純ニッケルの板を挟んでいます。


別々の材ではなく、同じ1本のアイアンウッドをカットして繋いだ状態ですので、アイアンウッドの上部分と下部分は木目が繋がっていてとても綺麗です。




鞘はボコテを使用。

板はちょっともったいなかったですが、木目の綺麗な真ん中を贅沢に使いました。


2枚の板を使い、片側を刃の形にくり抜いてあり、きっちりと収まりますので、逆さにしても抜け落ちません。


抜く際は背中の出っ張り部分を親指で軽く押し上げてやると簡単に抜けます。




出っ張り部分と、安全ピンは花梨の瘤を使っています。(紐は組紐で和風に)


細かい部分も見栄えのいい材料を使用しました。



動画も撮りましたので是非ご覧ください。




ショーには間に合いませんが、一応この作品に見合う桐箱も現在お願いしています。

ですので、ショーでは予約販売と言うことで箱なしで展示いたします。

お近くの方は是非、生でご覧ください(^^)

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