刃物は「切れ味・刃持ちのよさ・研ぎやすさ」 熊本の田舎のかじや 【西田刃物工房】 

包丁一つで料理の出来、楽しさが変わります。ナイフ一つで作業の効率、手間が変わります。 刃物に関するご質問、随時承ります。



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「包丁はやっぱり和包丁が1番切れる!」・・・と思われている方はかなりいらっしゃると思います。
確かにステンレスなどに比べれば切れ味・刃持ち・研ぎやすさは比べものにならないほどいいですが、それは
「よい本物の和包丁」を使った場合の話です。
和包丁でも、
機械生産の大量生産品や、鍛冶屋の腕によって悪いものはいいステンレスの包丁以下の物もあります。
このブログでは、いい包丁の選び方や研ぎ方、他にも色々と刃物に関するお役立ち情報を書いておりますので是非ご参考にされてください。


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 昨日の夜10時ごろ、嫁さんのお兄さんがうちにはじめて来た。

このお兄さん、料理人でずっと下積み時代を送ってて、あまりに忙しくてまだ1度もうちに遊びに来てくれたことがなかったんです。
今は荒尾のホテルの料理長を務められていてやっと少し時間に余裕ができたみたい。荒尾なんでうちからも近いし。

4年ぶりくらいに会ったのですが、同じ職人同士、話のネタが尽きず、気がつけば夜中の3時過ぎ。兄ちゃんは次の日仕事なのに「修行時代は睡眠時間平均3〜4時間だから全然平気」だって。
それを18年くらいやってたんだから頭が上がらない。僕の修業期間の倍以上。話にも説得力があるし、とてもためになりました。職種は違うけど、職人としての共通点はいっぱいあるので、話をしてて僕のことをよく理解してくれるので話してるこっちも気持ちがいい。

ただ、ホテルの料理長まで上り詰めたのに、兄ちゃんの目標はその先。独立してお店を出すことらしいです。ホテルの料理長は待遇も良く、時間にも余裕ができるのに、そこで満足しない、安定しないってとこがさすがだなって思います。兄ちゃん曰く、待遇のいい場所に長年居座ると、居心地がいいし、危機感もなくな るので、料理の腕も安定一直線になっちゃうからその先の目標を持ってないとダメだそうです。

職人たるもの常に危機感を持っていたほうが、精進できるってことですね。
うちなんて危機感全開なんで大丈夫かな(^^;?

やっぱつらい下積み時代があってこそ本物の職人。これがなければただのボンボン職人。努力なしに物作りはできません。好きなことを切り捨ててでも没頭しなければいけないし、同世代の人たちが普通にやっている遊びもできない。もちろんお金もない。この覚悟がなければ職人の夢は捨てるべき。やっても無駄。

でも、職人は若い時から親方のもとでしか仕事をしたことがないので社会の常識とか、商売のノウハウとかの知識が乏しいんですよね。
だから職人はとっつきにくいんでしょうね〜。僕もそんなつもりは全くないんですけど、周りの人が言うに、「俺に近づくな、話しかけるな」オーラが出ているらしい。

そんなことはないです〜。自分から話しかけるの苦手だから、どんどん話しかけてきてください〜職人は見かけ怖いけど結構中身はかわいいんですよ〜。


・・話それましたが、兄ちゃんと話した時間はとても有意義な時間でした。


今度の火曜日に兄ちゃんと山鹿の番傘職人(30代)に会いに行ってきます。同じ職人仲間を増やして情報交換とかできるようになるといいな。


あ、結局あまりに遅くなったんで兄ちゃんうちに泊まっていきました。山鹿の人なんで、荒尾にならうちから行ったほうが断然早いし。

さてと、僕は今日は稲の苗の種まき。今、親父と長女たちで種を入れ物に入れているので、それが終わったら田んぼに持って行かなくちゃ。

あ〜、眠い・・・




2010/05/16 (日) 08:51 | -
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